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「カウンセリング」って何?

病院との違い

 心療内科や精神科等の「病院」と、「カウンセリングルーム」との違いをお話しましょう。
「病院」は、クライエントさんに対して問診を行い、医学的な診断のもとに適切な処方(薬物治療)を行います。一方、「カウンセリングルーム」は、医療行為は行わず、クライエントさんのお話に寄り添っていきます。深い悩みの背景にある、ものの見方や考え方を見直したり、自分自身の心を整理したりする手助けを行うのです。
 お医者さんもお話を聞いてくれますが、基本的にはクライエントさんの状態を確認し適切な処方をするためのもので、カウンセラーのように時間をかけてその方の心情に寄り添い、気持ちを整理していくためではありません。
 ただし、気持ちの変動がかなり激しい場合や、幻覚等の自覚がある場合には、まず病院を受診するのがいいでしょう。

 

カウンセリングとは・・・?

 「リトルトゥリー」は病院ではありません。したがって、お薬ではなく、カウンセリング(対話)による心のメンテナンスを行う所です。

 カウンセリングというのは、カウンセラーを鏡にして自分自身の心と向き合うもので、過去を整理したり、今までのものの見方や考え方を見直したりしていくものです。 
 自分ひとりで色々考えても結局は堂々巡りで終わってしまうのですが、信頼できる他者に向かって心に浮かぶ様々なことを話していくことで、自分のことを客観的に見直していくことが出来ます。

 深い悩みを抱えているとどうすればいいのか分からなくなるのですが、実は解決のための答えはその方自身が持っています。でも、その答えは「しっかり話を聞いてもらう」というプロセス無しには出てきません。
家族や友人は日常生活でのつながりが深いために、しっかり話を聞くつもりでも、聞き続けるのが辛くなって思わず励ましてしまいがち・・・。行ったり来たりする思いをたくさん聞いてもらうのには、信頼できる第三者がいいのかもしれません。カウンセリングを重ねることで、自分の内にある答えに気づいたり、ものの見方が柔軟になったりしていくようです。
 心のメンテナンスの場合は「元の自分に戻る」というよりは、「今までよりしなやかな自分に変わる」というイメージでしょうか・・・。

 基本的にカウンセラーは助言をしません。お話を聞きながら「そのことをどう感じましたか」等という、心と向き合う問いかけはいたしますが、「解決したいなら○○すべきです!」と強要することはありません。なぜなら、前述の通り、答えを持っているのはその方自身だからです。その方が答えに辿りつくまで寄り添っていきます。

 カウンセラーはクライエントさんにとっては「他人」です。頻繁にメールのやり取りしたり、ランチを一緒に楽しんだりという「友人」ではありません。冷たい感じに思われるかもしれませんが、あくまでも「他人」である、ということが大事なことです。
 日常とは違う「カウンセリングルーム」という特別な空間で、家族でも友人でもない「他人」に心の内を話す――、そのことが自分自身を見つめる心の作業になると私は考えています。ですから、面談料を頂いている限り、冷静な視点でその方にしっかり寄り添うという仕事に全力を尽くしております。

 

お子さんの場合

 大人は、自分自身の悩みについて色々と話すことが出来ますが、お子さんの場合は、言葉でうまく表現できないので、身体の症状や行動面で示すことが多いようです。
 「リトルトゥリー」では、お子さんに対してはプレイセラピー(遊戯療法)を取り入れております。
 子どものエネルギー補給には「一緒に楽しく遊ぶ」ことが一番。
 安心できる空間で、夢中になって遊んだりおしゃべりしたりしているうちに元気を取り戻していきます。そして、やがては子どもなりに自分が抱えている問題を言葉にできるようになっていきます。その時にしっかり話し合っていきます。
 また、イメージの世界が好きなお子さんは「箱庭」を作ることで、遊びながら自分の心を整えていくようです。(ちなみに、「箱庭」は大人の方にも有効です!)

 

箱庭とは・・・?

 リトルトゥリーは折衷主義の立場をとっているので、その方に合う方法でカウンセリングを行います。
 リトルトゥリーでは、希望する方に「は「箱庭療法」を行うことができます。
 「箱庭療法」は、砂箱の中にさまざまなミニチュアを置いて自由な世界を作ることで、自分の心と対話していくものです。箱庭は作ることに大きな意義があります。
 お子さんは無論、大人の方も、作っている間は夢中になって、自分が納得する世界が完成すると満足感を味わうようです。 「楽しかった」「何かスッキリした」という感想が多いのもそういう理由からでしょう。継続して作る方の中には、箱庭でのストーリーの展開と共に、ご自身の現実の問題が改善していく場合もあります。それは箱庭制作が「自分の心との対話」だからです。

 
箱庭作りの一例
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